夜明けの怪人図書館

不定期更新。やっぱり本が好き。

森山絵凪『モンテ・クリスト伯爵』

あけましておめでとうございます。

昨年は「不定期更新」と銘打って月一くらいの更新でした。はてなブログの方から「そろそろ次の記事、更新しません?」ってメールが何度か来るくらいでしたから、今年はもうちっと更新頻度上げようかと思います。

 

さて、新年一冊目は以前に話題に挙げた『モンテ・クリスト伯』のコミカライズです。

 原作の詳しい内容は、以下のリンクからご覧下さい。

 

kaijin20.hatenablog.co

 

森山絵凪『モンテ・クリスト伯

 

前述の通り、アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』のコミカライズ。

2014年から白泉社の漫画雑誌『ヤングアニマル嵐』で連載されていたものの、コミックスです。ほぼ成人向けなあの雑誌に何で連載していたんだろう。

 

作者も後書きで触れているんですが、原作は岩波少年文庫版で3巻、岩波文庫版で7巻という長編小説。よく全12話に構成し、コミックス一冊に収めたなぁ、と…。

尚、コミカライズが決まった時は「全7話で」と言われた模様。担当者か編集長かは知らないが、無茶苦茶だよそれは…!

話数に制約があった都合か、モンテ・クリスト伯爵による復讐劇が全体の3分の2ほど。前半は結構アッサリしているものの、むしろ私はここまで纏めた作者に拍手を送りたい。

 

原作小説を話題にした時に、日本では馴染のない爵位や敬称、登場人物の名前の表記が変わるといった、海外小説故のややこしさについてもちょっと触れた。

こちらは勿論、そんな不安は無い。絵がある事で、原作の本文を読んで人物像がイメージしやすくなるのは、コミカライズの特権ですね。

あと、何より作者の画力が高い。神も悪魔も目を見張る。私なんか、エデがすっかり可愛くて仕方無いもの!(笑)

 

 

そんなワケで。

原作で記事を書いて間が空いてしまったが、もし以前の記事を見つつも「敷居が高そう」とかそんなイメージを持ってる方がいたら、まずはこのコミカライズを手に取ってみては如何でしょう。

 

 

★今日の一冊

モンテ・クリスト伯爵』(2015年 / 白泉社ジェッツコミックス

 

★参考文献

モンテ・クリスト伯』(1956年 / 岩波書店岩波文庫

モンテ・クリスト伯 』(2000年 / 岩波書店岩波少年文庫