夜明けの怪人図書館

不定期更新。やっぱり本が好き。

アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』

今回のテーマは、このブログを立ち上げるキッカケになった本だ。

かなり長編の為、実はこの記事を書いている時点でこの本を読破していない。なので今回は「読んで面白かった回」ではなく「現在進行形で読んでるよ回」だと思ってくらさいな。

それで、今回はこれ。

 

 

アレクサンドル・デュマモンテ・クリスト伯

※邦訳されたものは何種類か存在するが、今回は岩波少年文庫版を参考に。

 

 ファラオン号の新たな船長として将来を期待され、恋人との結婚をも控えた青年:エドモン・ダンテス。まさに幸福の絶頂だった彼だが、婚約披露宴で突如無実の罪で逮捕され、地下牢獄に幽閉されてしまう。

囚人の神父の導きで教養を身につけた彼は、14年後に脱獄。莫大な財を得てモンテ・クリスト伯を名乗り、社交界にデビュー。自分を貶めた者達に復讐を始める。

 

日本では明治に黒岩涙香が翻訳し、『巌窟王』のタイトルでも知られるこの作品。

2004年に日本で『巌窟王』のタイトルでアニメ化されたので、そちらを知っている人も多いかもしれない。

このアニメは「エドモン・ダンテスがモンテ・クリスト伯爵になって報復する」形式から視点や設定を一部変更し、「社交界にデビューしたモンテ・クリスト伯爵とはどんな人物か?」の過程でエドモン・ダンテスを描いている。

 

私はこの本を、友人経由で知った。

友人はアニメの『巌窟王』から原作の『モンテ・クリスト伯』に興味を持ち、そして一緒にお茶した時に薦められたのだ。

図書館で借りて読んでみたら、これは大変だ。一度読み始めたら止まらないし、「まさかスタンド攻撃…?!」と言わんばかりに、時間があっという間に過ぎていた。

一度、「仕事を遅番で終え、翌朝にも用事がある」という事があった。中途半端に寝たら寝坊してしまうのではと思った私は、この本を開いた。気付いたら外が明るくなっていた

後でこの話をその友人にしたら「寝る前に読んじゃダメだよ!(笑)」とツッコミを受けた。

 

この本を友人に薦められた時、「アレクサンドル・デュマって『三銃士』の作者だよね?」と話題になった。

そのまま読書トークになり、これがかなり盛り上がった為に「次のブログは本をテーマに絞ろう」と決めたのだ。

 

余談。

読書トークで一番盛り上がったのは、海外文学によくある敬称について。

日本では馴染のない騎士の称号や、「○○卿」「老○○」「ドン・○○」…。物語が長いと、一人の人物なのに途中で役職や地位や称号が変わり、名前の表現が変わってしまうパターンも、無くはない。

 

こういう話ができる友人に恵まれた事に、感謝だ。

 

 

★今回の一冊

モンテ・クリスト伯』(2000年 / 岩波書店